イレズミ・タトゥーの除去
古来より、イレズミを入れるという理由は、装飾や身分、地位、信仰のためなどさまざまですが、一度入れたら、取れないというのが常識でした。これはファッションとして、気軽に入れるタトゥーも、アートメイクも共通しています。もし、イレズミやタトゥーを何らかの理由で除去したい場合は、今までは、患部の皮膚を削って根気よく顔料を取る、または患部の皮膚を削って皮膚移植をする、患部皮膚を切除して縫合するなど、大変な労力をかけて行ううえ、治癒期間が長い、痕が残ることも多いものでした。治療法
イレズミは人工的に入れたものですが、色素が皮膚に点在するアザと同じ治療ができます。入っている色にあわせて(青色や黒色)、イレズミの範囲、色の濃さ、色の種類などによって、治療回数は異なってきます。■Q&A
イレズミ除去のレーザー治療は痛くないのでしょうか?
必要に応じて、局所麻酔や麻酔クリームをして行いますので、痛みに弱いという方はご相談ください。黒色の単色のイレズミなら1回で取れますか?
黒色であってもイレズミの深さ、範囲、色素の量などの点もあるので、治療1回というのは難しいといえますが、医師にご相談下さい。イレズミの治療後、ダウンタイムはありますか?
入浴や運動など日常生活には影響ありませんが、治療後一週間程度は軟膏、テープ処理が必要です。むしろ、シャワーなどをこまめにして、皮膚再生を促すのがよいといえます。ただし、また、日焼けに気をつけて、紫外線ケアをしっかりと行ってください。