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形成外科・美容診療のご紹介疾患から探すあざ
あざ *保険適用の治療もございます。
気になるアザもレーザー治療が効果的

アザとは

皮膚に色素の病的な沈着や、血管の増殖によって生ずる赤色または紫色の斑紋のことです。簡単にいえば、皮膚の一部がその周辺の色と違って見えるもので、一般的には色によって、赤アザ、青アザ、茶アザ、黒アザなど呼びます。
ではなぜ、アザはできてしまい、色が異なってしまうのでしょうか。皮膚は一番上から、表皮、真皮、皮下組織という3層でできていますが、表皮の基底層にはメラニン色素という黒い色素を産生するメラノサイトという細胞があります。メラノサイトは表皮にあり、通常は、真皮には存在しないのですが、稀に真皮に存在することがあります。真皮にメラノサイトが存在すると、皮膚は青く見えます、黒や茶、青アザは、メラニンが部分的に増加したもので、一般的にメラニンが皮膚の深いところ(真皮)に存在すれば、皮膚は青く見え、皮膚の浅いところ(表皮)に存在すれば、茶色に見えます。またメラニン量が多いと濃くなり、黒く見えます。また、赤く見える赤アザは、真皮や皮下脂肪組織にある血管に原因があります。血管はご存知のとおり赤く見えます。これは、赤血球に存在するヘモグロビンのため。赤アザは、皮膚に存在する血管が増えて見える皮膚病変で、医学的には血管腫と呼ばれています。

■おもなアザの種類

青アザ 青アザとは
日本人などの黄色人種では、大部分の赤ちゃんがお尻から背中にかけて青アザが多く見られ、これを「蒙古斑」といいます。腕や足、お腹や胸などに蒙古斑が存在することもあり、これを「異所蒙古斑」と言います。
生後まもなく、または20~40代に顔に発生する青アザでは「太田母斑」があります。
茶アザ 茶アザとは
茶色に見えるアザは、表皮に存在するメラニン色素が部分的に多いために周りの皮膚より茶色に見えます。 種類としては「カフェオレ斑」、「扁平母斑」、「遅発性扁平母斑(ベッカー母斑)」などがあります。
黒アザ 黒アザとは
母斑細胞と呼ばれるメラニンを作る細胞からなる良性腫瘍を色素性母斑、母斑細胞母斑といいます。
赤アザ

赤アザとは
血液中に存在する赤血球のために赤くみえるアザを血管腫と呼びます。 代表的な赤アザとしては、生まれつき存在する「単純性血管腫」、生後まもなく生じ、1歳頃までに大きくなってその後、徐々に縮み始める「イチゴ状血管腫」などです


治療法

■ルビーレーザー

メラニン色素に反応する性質がある波長を有しているレーザー。シミやアザを治療する代表的なレーザー。

■Q&A

茶アザはレーザー治療がうまくいかないこともあると聞きましたが…。

茶アザに、レーザー治療が非常に効くという症例ももちろんあります。 しかし、レーザー照射後に色が濃くなってしまったり、色が抜けるのですが、その後に黒色の斑点が生じる場合もあります。またよく効く例でも、再発することもあります。照射の結果を予測することはできないため、一部テスト照射して反応をみてから、治療を進めるかどうかを決めるという方法をとるのが現状です。レーザー以外の治療法としては、皮膚表面を削る削皮法などもありますが、瘢痕が残るなどの副作用もあります。

シミなのか、太田母斑かよくわからないのですが、見分ける方法はありますか?

太田母斑は、目の周囲、頬、鼻などに出る青アザで、日本人に多く発生するタイプのアザです。生後1年に発生することが多く、20~40代に発生する場合もあります。典型的な太田母斑は、青紫色で、そこに薄い褐色の小さな斑が混在します。また目の下のクマと思っていたら、軽症の太田母斑ということもありますので、医師に診断してもらうことが大切です。


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