月経が来ない。
初潮の年齢は個人差があります。18歳まで月経がこない場合を原発性無月経といいますが、15歳、遅くとも高校に入るまでに初潮が来ない場合は、来院をお勧めします。きちんと来ていた月経が突然とまってしまう。
若い方の無月経で一番多いのは、無理なダイエットによるものです。また激しいスポーツや受験、就職などの環境の変化などが月経を乱す原因になります。生活を改善すると生理が戻ることも多いですが、これをきっかけに無排卵、生理不順などになることもあります。3〜6か月無月経が続く場合は、受診をお勧めします。生理痛がひどい、月経が不順で予定が立てられない、月経前ひどく調子が悪い、妊娠のことが心配、行事が月経とぶつかってしまう等々。
月経のトラブルは、その多くが低用量ピルなどの薬物治療で改善が期待できます。 まずは、ひとりで悩まずに受診をしてみましょう。いきなり内診をするようなことはありません。診察も治療も相談しながら、ゆっくり始めていきますので、心配いりません。