OC(低用量ピル、経口避妊薬)
正しく服用すればほほ100%の避妊効果があります。医師による処方が必要で、副作用(吐き気、不正出血、ごくまれに血栓症)がみられることもありますが、月経周期が整う、生理痛が改善する、月経血が減少するなどの利点もあります。保険はききませんので、自費診療となります。ピルは1シート(1か月分)1,800円、これに1,080円(再診)から2,820円(初診)の診察料がかかります。黄体ホルモン付加IUD(IUS)
黄体ホルモンが付加された子宮内避妊具です。OCと同様の高い避妊効果があります。子宮内に挿入するので、妊娠・出産経験のない方にはお勧めできません。黄体ホルモンの作用で月経血は減少、生理痛も改善しますが、不正出血が続くことがあります。まれに、自然脱落することがあり注意が必要です。5年に1度交換します。こちらも自費で8万円+診察料2,820円です。過多月経などの自覚症状があれば、保険を適応(1万円程度)することもあります。緊急避妊ピル(アフターピル)
コンドームが破れた、きちんと避妊しなかったなど、望まない妊娠の可能性がある場合、アフターピルを内服することで妊娠率をかなり下げることができます。性交後72時間以内に内服する必要があり、内服しても完全に避妊できるわけではありません。1回の内服で済み、料金は2万円です。